「歯科矯正治療中のクリーニング」東京顕微鏡歯科診療専門歯科衛生士YU
- 2020.01.29 Wednesday
- 21:20
矯正治療中のクリーニングです。
矯正治療中は装置が付いていることによりプラークコントロール不良が見られます。この患者さんは歯茎部のプラーク付着、発赤、出血が見られます。
犬歯の歯周ポケットを探針で軽く触ると、プラークが出てきます。
出血も多く歯肉が腫れています。
プラークを取り除き、エアーをかけるとミラーで縁下歯石が確認できます。
マイクロスコープの角度を変えて、拡大します。エアーをかけないと何も見えません。
エアーをかけると辺縁の歯石が確認できます。
歯肉を傷つけないよう、ハンドスケーラーで縁下歯石を除去していきます。
歯石除去後です。
上顎右側第一大臼歯を便宜抜歯しているので、犬歯のお手入れが難しくなったと考えられます。この口腔内の状況を説明し、患者さんのお手入れの工夫や動機付けを行います。
ご参考までにどうぞ。
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