「エボラ出血熱 ファビピラビル」 東京顕微鏡歯科治療総合診療アシスタントYU

  • 2014.08.28 Thursday
  • 14:20
エボラ出血熱@厚生労働省

西アフリカのギニアで昨年12月に発生し、感染が広がっているエボラ出血熱。感染経路は血液、唾液などの体液にさわることで感染します。感染すると50%〜90%で死亡します。いま世界中で、大問題になっていますね。
エボラウイルス

エボラ出血熱とはエボラウイルスによるウイルス感染で起こる病気です。ウイルスは細菌とは違い、自ら増殖することができず他の生物に寄生することで増殖する病原微生物です。そのウイルスの大きさはとても小さく0.1ミクロンです。
細菌の大きさは、大きいもので10ミクロンありますから、ウイルスはかなり小さいものです。そして、このウイルスに対する化学療法で有効な抗ウイルス薬は極めて少なく、代表的なもので、抗ヘルペス薬のアシクロビルガンシクロビル、抗インフルエンザ薬のザナミビルオセルタナビル抗HIV薬などです。つまり治療薬が開発されていないウイルス感染に対しては、自己免疫力で治すしかないのです。

エボラウイルスの感染者が多いシエラレオネでは、患者の体力を落とさないよう、点滴を打つなどしか治療法がありません。

そして、いまエボラ治療薬に世界中の注目が集まっています。まだ動物実験の段階の薬だということですが、感染者の90%が亡くなっていることを考えると、感染者に投薬して、予後を期待する方が良いのだろうと思います。

また、富士フィルムが、開発した抗インフルエンザ薬のファビピラビルはエボラ治療薬として、世界中からとても注目されているようです。

ご参考までにどうぞ。

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