「グルコシルトランスファーゼ GTF 酵素」東京超高画質マイクロCTスキャン顕微鏡歯科診療アシスタントYU
- 2013.07.26 Friday
- 07:35
砂糖を食べると、お口の中のバイ菌が酸をつくり、その酸で歯が溶かされて虫歯になっていく。とは、子どもに説明しますが、具体的にはどのようにう蝕が、発生するのでしょうか。
う蝕はう蝕病原性菌によっておこります。その代表的な菌として、ストレプトコッカス属のミュータンスレンサ球菌が多いと言われています。
ミュータンスレンサ球菌がつくるグルコシルトランスファーゼ(GTF)という酵素があります。この酵素は、私たちが砂糖を摂取すると、一分子のグルコースと一分子のフルクトースに結合を切断し、グルコースはグルコース同士の結合をさせて、グルカンを作りα-1-3結合をし不溶性グルカンをつくります。
この不溶性グルカンがつくられると嫌気性菌が定着し、成熟プラークとなります。
プラークの中にはミュータンスレンサ球菌をはじめ、たくさんの細菌がいます。そして、この細菌が糖を代謝する時の副産物として、酸を出します。この酸はずっと停滞しているものなので、歯は少しずつ脱灰していきます。そうして、歯のミネラルが喪失していき、硬組織の崩壊がおこりはじめます。
また、ミュータンスレンサ球菌は自分自身の酸に侵されない、耐酸性でもあります。
このように考えてみても、う蝕予防のためのセルフケアとして、やはりプラークを残さないような、正しい歯磨きをすることがまず第一ですね!
ご参考までにどうぞ!!
う蝕はう蝕病原性菌によっておこります。その代表的な菌として、ストレプトコッカス属のミュータンスレンサ球菌が多いと言われています。
ミュータンスレンサ球菌がつくるグルコシルトランスファーゼ(GTF)という酵素があります。この酵素は、私たちが砂糖を摂取すると、一分子のグルコースと一分子のフルクトースに結合を切断し、グルコースはグルコース同士の結合をさせて、グルカンを作りα-1-3結合をし不溶性グルカンをつくります。
この不溶性グルカンがつくられると嫌気性菌が定着し、成熟プラークとなります。
プラークの中にはミュータンスレンサ球菌をはじめ、たくさんの細菌がいます。そして、この細菌が糖を代謝する時の副産物として、酸を出します。この酸はずっと停滞しているものなので、歯は少しずつ脱灰していきます。そうして、歯のミネラルが喪失していき、硬組織の崩壊がおこりはじめます。
また、ミュータンスレンサ球菌は自分自身の酸に侵されない、耐酸性でもあります。
このように考えてみても、う蝕予防のためのセルフケアとして、やはりプラークを残さないような、正しい歯磨きをすることがまず第一ですね!
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