「モニター 心電図 異常時の対応」東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタントYU
- 2012.10.31 Wednesday
- 23:18
異常が起きたら、まず、「酸素投与とモニター」です。
・平均血圧>150mmHg アダラート経口
・平均血圧<50mmHg エフェドリン筋注
・平均血圧<50mmHg・咳・蕁麻疹 エピペン筋注
・心拍数<50回/分 エフェドリン筋注
・胸痛・RPP>20000 バファリン経口・ニトロペン舌下
意識がなければBLS
☆モニターと異常時の対応☆
モニターで観察しているバイタルサイン
1)血圧(平均血圧)
2)脈拍
3)RPP(rate pressure prodact)
4)酸素飽和度
1)平均血圧
最高血圧−最低血圧÷3+最低血圧=平均血圧
50〜150mmHgを保つ。
平均血圧@救急時の対応が150mmHgを超えたら座位にします。(血圧の上昇だけなら治療の必要はないそうです)
平均血圧150mmHg+頭痛、嘔吐が認められた場合は・・・
アダラートカプセルをコップ一杯の水に溶かし数分毎に血圧を測定しながら一口ずつ飲ませます。
平均血圧が50mmHgを切ったら・・・
頭を低くし酸素投与し、エフェドリンを投与します。
平均血圧が50mmHg以下+咳、蕁麻疹の症状が認められたら・・・(アナフィラキシー)
エピペン(アドレナリン)を投与します。
2)脈拍
50〜100回/分を保ちます。(100回/分を超えると心臓の酸素が低下します。50回/分を下回ると脳の酸素が低下します)
脈拍が50回/分を切ったら・・・
エフェドリンを投与します。
3)RPP
最高血圧×心拍数(心臓が必要とする酸素量を表します)
健常者で20000以下、狭心症、心筋梗塞者で12000を超えないように保ちます。
狭心症、心筋梗塞を疑ったら電極を装着します。(虚血性心疾患 STの上昇→心筋梗塞。STの低下→狭心症)
RPPが20000を超え、胸痛を訴えたら・・・
酸素投与とバファリン、ニトロペンを投与します。
4)酸素飽和度SpO2
体内の酸素濃度を表します
95%以上を保持、呼吸停止から飽和度低下までは時間がかかります。なので二酸化炭素の放出の有無で呼吸をみる場合も。
酸素飽和度が95%以下になったら・・・
酸素投与します。意識がなければBLS@一次救命処置です。
ご参考までにどうぞ!!
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