「洗浄 滅菌」東京マイクロスコープ顕微鏡歯科アシスタント
- 2012.02.29 Wednesday
- 03:25
「洗浄」
当院では、診療で使用した全ての器具を消毒滅菌室にて「洗浄」、「滅菌」しています。
洗浄とは・・・
対象物からあらゆる異物(汚染、有機物など)を除去すること(表面に付着した汚れを洗い、すすぐなどして除去する工程)
洗浄の効果と必要性・・・
器具に付着した有機物の汚れの残存は化学殺菌物質を非活性化したり、凝固,変性することによって微生物を消毒やめっきんから保護するため、消毒や滅菌が無効になることがあります。※洗浄なくして滅菌消毒は完全に行えません
滅菌前の汚染微生物数(初発菌数バイオバーデン)が少ないほど無菌性保証レベルは高くなります
確実な滅菌には、滅菌前に十分な洗浄を行い、初発菌数を減らすことが重要です
洗浄により、機器類の性能の確保および機能の保持が図られます。
洗浄の強さに影響を与える要素
1温度 |
2洗浄時間 |
3物理的作用 |
洗浄効果に影響を与える要素
1有機物あるいは微生物による汚染の程度 |
2対象の形状(機器の隙間、蝶番、管腔) |
洗浄後・・・
洗浄後は目的別器材の分類により一時消毒滅菌の有無を確認します。
洗浄後は十分に乾燥させます。
洗浄後の物品は汚染しないように埃がかぶらないように保管します。
「滅菌」
滅菌とは…
微生物の全てを完全に除去、あるいは殺滅することをいいます。
無菌保証レベルとして10−6レベルが採用されています。
当院ではヨーロッパ規格クラスBリサ/LISAプレバキューム方式滅菌器を使用しています。なので細部まで、器具を完全に滅菌することができます。そして滅菌された清潔な器具を患者さんごとに使用していますので安心して治療を受けていただけると思います。
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