「う蝕の発生と予防 フッ素」東京マイクロスコープ顕微鏡歯科

  • 2011.10.26 Wednesday
  • 20:25
食事や間食の度に、口腔内では、飲食物の糖分をプラーク中の細菌が分解し、酸を産生します。

通常、お口の中は弱アルカリ性ですが、食事の度に酸性側に傾き、その後唾液によって中和され回復します。この酸を中和する能力を緩衝能といいます。

お口の中の酸性度がある一定以上に強まると、歯からカルシウムなどのミネラルが溶け出しはじめます。これを脱灰と言います。この状態がごく初期の虫歯と言われています。

このまま脱灰が進むと虫歯が進行してしまいます。しかし、通常は唾液の中和作用などで再石灰化して、ごく初期の虫歯は修復されています。

更にフッ素は脱灰を抑制し、再石灰化を促進します。

(脱灰に傾いているとき)
○糖分を含む飲食物を回数多く、または長時間にわたって摂る→再石灰化の時間が少なくなります

○口腔内のプラークの量が多い→酸を産生するプラークがたくさんいることになります

○唾液分泌の低下→唾液の浄化、中和機能が低下してしまいます

虫歯予防にのために、規則正しい食生活や、プラーク除去のためのブラッシング、フロッシング、そしてフッ化物の使用をお勧めします!

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